2015年09月22日

ホロッコレクション#1「きみといつまでも」を振り返る

ほり太です。(いくつか勘違いや間違いがありましたので、9/25、加筆修正いたしました)

この後、2015年9月20日(日)と21日(月‧祝)の両日開催のホロッコレクション#1「きみといつまでも」の事をたっぷりと書き綴ります。
その中に、ワクサカソウヘイさんの名前が何度も出てくると思いますが、まず最初に書いておきます。今回のライブはワクサカさん抜きにはありえない、ワクサカさんがいなかったらこの世に生まれることのなかったライブなんです。
ワクサカさんが選んで、声を掛けた人達がネタを書いてくれました。ワクサカさんが選んで、声を掛けた人達が裏方をやってくれました。「あの演出、良いな。面白いな」と思ったら、その多くは、ワクサカさんが考えたと思ってください。【企画・制作・構成】という肩書きに偽り無し、それを冒頭にて、ハッキリとお伝えしておきます。

さて、この後ライブ当日のことを書いていこうと思うのですが、その前にこのライブを始めるに至った経緯を、7/26に書きましたので、お時間がありましたら、まずはコチラをどうぞ。

2015年07月26日「ホロッコレクションのこと。」

上記とほぼ同じ内容ですが、よろしければ『OWARAI FAVCLIP』の記事もどうぞ。

<前編>【ホロッコインタビュー】

まず、お客様の入りですが、初日はお陰さまで満員となりました!
そして、二日目千秋楽、こちらはお陰さまで超満員(パイプ椅子で追加席も)となりました!
本当に、本当にありがとうございます!
これも全て、ワクサカさんの仕掛けのお陰なのです。優秀な制作が入るとこうも違うのかと、心から感謝の気持ちで一杯になりました。
思い返せば、この会場ユーロライブでは、お客様が5人ぐらいしかいない中、30分のコントをやったこともあります。ですから今回のこの結果は、とても感慨深かったです。

では初日の内容を振り返ってみます。
オープニングコントは納得のいく出来でした。ですが、2本目以降は自分で設定したハードルを越えることは出来ませんでした。お客様はたくさん笑ってくれます。ですが、自分たちの表現に納得が出来ません。
というのも「今回のライブを機に変わる!売れる!」という強い気持ちから、ハードルを相当高く設定してしまっていたからなのです。
ですが、終演後、楽屋に戻ってみると皆の反応が良いのです。スタッフの皆さんや挨拶に来てくれた友人知人、皆褒めてくれます。もちろん、面と向かって悪く言う人はあまりいないと思いますので、全て信用する訳にはいかないと思いますが、その表情を見る限りでは、本当に満足してくれているようなのです。その後、アンケートやネットの反応も確認し、概ね好評と分かると、一気に喜びが溢れてきました。「それならば、明日はもっと!」という気持ちで、帰宅の途につきました。

二日目、千秋楽は、冒頭から中盤まで、あまり手応えが無いまま、流れ作業のようにネタが進んで行きます。
どうにも乗り切れないのです。
しかし、中盤から終盤は違いました。優秀なスタッフが、知恵を絞って考えてくれた仕掛けが、ことごとくハマり出します。ドカン、ドカンと大きくウケ、その笑い声に乗せられる形で、ぼくらの出来もどんどん良くなっていきました。
結果、大成功!
ぼくらが高く高く設定したハードルも、終わってみれば余裕をもって越えている、そんなライブになりました。
これもまた、ワクサカさんのお陰なのです。絶対に足を向けて寝られないのです。

終演後、楽屋には、本当にたくさんの人達が来てくれました。お馴染みの仲間も、久々に会う人もいます。皆、本気で褒めてくれているようです。明らかにテンションの上がっている人、目がキラキラしている人も多く、自信になりました。

そんな中、ある人が楽屋に来てくれました。彼の顔を見た時、涙が出そうになりました。本当なら、今回のライブに作家陣として彼の名前があってもおかしくない、そんな才能溢れる若者です。彼はゆえあって、本来やりたいことが出来ていません。比較するのは申し訳ないのですが、そう考えるとぼくらは幸せです。幸せなぼくらは、こういうライブをやり続け、そして彼が帰って来た時に、一緒に何かやれたらと思いました。

初めましての方も来てくれました。ぼくらホロッコが、ずぅーっと好きで、こちらから一方的にアプローチしたら、ライブを観に来てくれたのです。こんな事が起こるから、頑張れるんだなぁと。

打ち上げは、みんなが参加してくれて(吉笑さんは連日東京に居なかったので不参加ですが)、たくさん話をしました。

ワクサカさんからは、ライブ前日、音響や照明、衣装や小道具など、諸々のタイミングを決めた後に、ぼくが最後の最後にある場面を付け足したいと言った時の話を聞きました。
普通だったら、そんな急な変更はスタッフの皆さんにブチ切れられても仕方がないのに、皆は「ほり太さんはああしたかったんですね。真剣に考えてるんですね」と受け入れてくれたんだ、という内容でした。申し訳なくも、ありがたい話です。

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思い返してみると、ワクサカさんをブチ切れさせてもおかしくないような事も、たくさんしてしまいました。「全部言うことを聞きます」と言っておきながら、「やっぱりああしたい、こうしたい」と言ってみたりして、いろいろとひっくり返したこともあります。

当初、生演奏にも懐疑的でした。ですが、この件に関して、ワクサカさんは、ぼくを説得にかかります。
話を聞いてみて、「なるほど、それならアリかも」と思ったんですが、今となっては、もし生演奏が無かったとしたらかなり物足りない物になっていたと思います。そうなると、生演奏を担当してくれた“よよよ_ゐ”さんにも出会えなかった訳で、そう考えると生演奏をやって本当に良かったと思えます。“よよよ_ゐ”さんは、このライブには欠かせない、最高のムードメーカーになってくれましたし。

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また、生演奏のキュー出しの為に人手が必要だと分かりました。それを急遽、ワクサカさんの担当編集者の土館さんがやってくれることになりました。ハタから見ていても、“よよよ_ゐ”さんと土館さんは名コンビで、このライブの楽しげなムード作りをしてくれました。本当に感謝です。

事情があって、お名前を出せないKさんも、ワクサカさんが連れて来た人です。Kさんはぼくよりも20近く年下です。そのぐらい年が離れていると、中々厳しい事は言えないと思いますが、Kさんはバシバシ言ってくれます。これは本当にありがたい事で、もちろん、言う事が的外れだった場合はただただ迷惑なだけですが、Kさんの意見は、全て的を射ていました。とにかく、たくさん助けられました。初対面と時は、互いに人見知り同士、ギクシャク感は拭えなかったんですが、打ち上げの席では心を開きまくってました。少なくともぼくの方は。

AR三兄弟の川田さんには「こまりが出ないネタでしたけど、これはぼくらにしか出来ない、ぼくらにピッタリのネタなんですね」と言ったら、「当たり前です。そう考えて創ったから」と言われました。あ、これは失礼なことを言ってしまった、と思いました。川田さんほどの人なら、そう考えてて当然ですからね。本当にスゴい天才ですから。今もうメチャクチャ忙しくて、全く捕まらない人ですから。その人がネタを作り、準備し、そして本番2日間とも来てくれて、打ち上げにも参加してくれている。本当にありがたい限りです。奇跡のような話ですが、これもワクサカさんのお陰なのです。

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そしてAR三兄弟の次男、高木さん!もうホント、高木さんにも頭が上がらないです。2日間、ずっと、映像出しを担当してくれたのですが、その際に、狭く、何も見えない所しか用意出来ず、辛い思いをさせてしまいました。なのに淡々と、完璧に仕事をこなしてくれたのです。高木さんがいなかったと思うとゾッとします。本当に居ていただいて良かったです。

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ラブレターズの塚本くんには、思っていた事をぶちまけました。彼程の才能が、何でぼくらの為にネタを書いてくれたんだろう、と。それもあんな凄まじいネタを。ブラックで、情念の塊のような、THE塚本とでもいうようなネタを。思い返してみれば、彼はいつも本気でした。ネタも本気だし、稽古場に来てくれて、演出を付けてくれた時も真剣そのものです。後輩で年下ですけど、学ぶ所が多かったです。そんな彼には、とにかく「何で?何でホロッコにネタを?」というのを聞きたかった。そして一つの答えをもらえました。全てはタイミングでした。ぼくらは本当に得をしました。

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男性ブランコの平井くんとは、ネタを送ってもらう前は一度しか会ったことがなく、ワクサカさんの猛烈なプッシュがなければ絶対にお願いすることのなかった人です。「絶対にホロッコに合う」と、確信してくれていたのですが、正にその通りでした。初めて彼の書いた台本を見た時、自分が書いたのか?というようなボケが満載で、正直驚きました。「明日やろうはバカ野郎です」「じゃあ今日やろうは最高ってことだな」「いや、それは語呂がちょっと」というのは、もう自分が書きそうなボケでした。そしたら稽古中、相方がこのボケの後にアドリブを言ったんです。その感じが、まさにホロッコがネタを作り上げていく過程に起こる流れで、その自然さ、シンクロ具合に、再度驚かされました。

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あと男性ブランコの浦井くん!もう、彼は表現力が素晴らしい!パッっと出て、ドカンと笑いをかっさらってくれました。更には初日終わったあと、平井くんの脚本にボケの提案をしてくれて、2日目、平井くんがそちらのボケを採用しましょう、と。なんだか男性ブランコのネタ創りの一端を垣間見る思いがしました。

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立川吉笑さんは、今回ネタを書いていただいただけになってしまいました。本当なら、稽古にも参加していただき、いろいろと演出をつけてもらいたかったです。吉笑さんの台本を、もっとウマくやる方法があったんじゃないかと、今でも考えています。

幸運なことに、スタッフの皆さんも、本当に優秀な方たちばかりでした。

照明の飯塚うなぎさんは、当初は音響をやるはずだったのですが、諸事情により、本番2日前に役割が変わりました。それまでは、音楽や効果音を準備してくれていて、それもかなりハードだったのですが、突然仕事が変わり、本当に大変だったと思います。更には稽古中に『メロンパン』のネタを観て、「メロンパンを食べたくなりますね」と言ってくれたお陰で、物販でメロンパンを売ることになったのです。

音響のミッフィーこと三船健太くんは、本番2日前に急遽参加してくれることとなりました。段取りの多い音響という仕事にも関わらず、短時間で対応してくれて、しっかりと仕事をしてくれました。そして、打ち上げの席では、言っている内容と身振り手振りの表す内容が、全く違っているという謎の身体的特徴があり、そこに川田さんが以上に食い付いていました。彼もムードメーカー的存在です。

舞台監督の中嶋愛さんは、まだ十代にも関わらず、こんなオッサン達を相手に、徹底的にこだわるプロの仕事をしてくれました。納得いく物が出来るまで、時間を掛けてしっかりやる、ウマくいかない時は本気で悔やむ、その姿にいろいろと教えられました。あと、本番前のマイクテストの音が、楽屋にも流れていると知らずに、このライブにかける意気込みをしゃべり出し、一瞬楽屋が騒然となったのも楽しく嬉しい思い出となりました。

制作補佐の田中愛美さんが来てくれると安心します。ワクサカさんから「優秀」と聞いていたので、もちろんソースが信頼できますから、そのまま鵜呑みにしても良いんですが、何も聞いてなかったとしても「出来る!」とスグ分かる、そんな人でした。でも、そのイメージとは裏腹に、稽古の時にネタを観てよく笑ってくれます。それがありがたかったです。

他にも、ただ居てくれるだけで場が和むミラクルパッションズのリーダー伴さんや、ぼくらも大好きなセンスの持ち主、チラシデザインの太田藍生さんや、チラシやブロマイド用の写真を撮ってくれた小針さん、急遽メロンパンを作って欲しいと依頼され、試行錯誤してくれた高嶋さん、舞台袖は衣装や小道具の準備をしてくれた荒ぶる神々、メロンパンをしっかり売ってくれた昨日のカレーの山下等々、たくさんの人達に支えられました。そうそう、忘れちゃならない、ぼくらのマネージャーの戸上さんにも。

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もちろん、まだまだお名前を出して、エピソードを書きたい人達がたくさんいます。皆さん全員が本気で、スゴい力を発揮してくれました。感謝しかありません。

打ち上げは、ライブの話もしたけど、全く関係のない馬鹿話もたくさんして、「このメンバーで一緒に暮らしたいなぁ」って思える楽しい会でした。
またいつか、全く同じメンバーで何かをやりたいです。叶わないかもしれないけど、叶えたいです。

打ち上げの最中、「荷物が多いと思うので、車で迎えに行きましょうか?」とLINEのメッセージが入りました。サンキュータツオさんからでした。ぼくらが大荷物で渋谷から電車で帰る姿を想像し、メチャクチャ忙しくて疲れているにも関わらず、連絡をくれたのでした。相方は、嬉し過ぎて泣きそうになってました。
タツオさんとも話したかったので、お言葉にあまえ、家まで送ってもらい、その道中、いろんな話をしました。そう、このライブをやることになったもう一人の立役者は、このタツオさんなのです。
タツオさんとの関わりは、こちらのブログをどうぞ。

ホロッコについて2015:20日、21日はホロッココレクション

という訳で、ワクサカさん、タツオさんの2人が発起人となって、素晴らしい才能が、人材が集まってくれた最高のライブ(伸び代はたっぷり残ってますが)、ホント、皆さん最高でした!

でもやっぱり、一番最高なのは、うちの奥さんかな。奥さん、天才!

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と、ここまでは9/22に書いた内容に、チョコチョコっと足したり引いたりした物なんですが、以下、ドバッと書き足してみます。

まず、友人でライターの矢野利裕さんが書いたブログを読んでいただければと思います。

ヤノ・オン・ウェブ:小津さんへ――『ホロッコレクション』を観て

矢野さん、流石です。こちらが準備した物をことごとく汲み取ってくれました。
更には、自分で無意識のうちにやっていたことまで気付かせてくれました。
ぼくは、日々忙しくてクタクタの人が、ぼくらのネタを観て、スカッとして、ストレスの1つや2つ解消してくれれば良いなぁ、って思ってやってました、多分。もちろん、笑うだけでも充分な気もしますが、泣けたらまた別のスカッとがあるし、愛情やら、友情やらを感じてくれたら、フワッとスカッとしてくれるんじゃないかと思うんです。
ですから、今回はそんなライブが出来て良かったです。

あと、男性ブランコファンの方々(相方こまり曰く「ブラン子ちゃん達」)が観に来てくれて、感想やら疑問やら書いてくれているので、それに応える形で以下書いてみます。

『オープニング』(ミラクルパッションズ:ワクサカソウヘイ)
『ヘアチェック』(ホロッコ)
『ダメリズム』(ホロッコ)
『百物語』(立川吉笑)
『マッサージ』(ホロッコ)
『夜畑の歌』(ラブレターズ:塚本直毅)
『メロンパン』(ホロッコ)
『IoT』(AR三兄弟:川田十夢)
『さよなら、小津さん』(男性ブランコ:平井まさあき)
『最後のヤツ』(ホロッコ)

初日と二日目の違い
・『ヘアチェック』のボケが結構違う
・二日目は『夜畑の歌』の前に小津さんの静止画映像を追加
・『さよなら、小津さん』の「どうもー、○○ですけどー」の順番が違う
・『さよなら、小津さん』の振り返り方が違う
・二日目はエンディングで作家陣が登場
・『最後のヤツ』のセリフが違う

あと、アンケートに「『最後のヤツ』は辻褄が合わない」と書かれた方がいらっしゃったんですが、一応、辻褄が合うように考えて準備してました。詳しく書くとネタバレになりますので、ぼんやりと。

・どこかから落ちた。
・それを見てた人がいる。もしくはカメラ回ってた。
・一部記憶を失っている。

こんな感じです。

さて、もうそろそろ振り返りは終わりにし、次の準備に取りかかろうと思います。いつまでも思い出に浸っていたいのですが、そういう訳にもいかないでしょう。

次回は更に良いライブをやりますので、皆様、ご期待ください!

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posted by ホロッコ at 14:55 | ほり太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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